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福祉・介護・障がい 2025年 地域連携実践発表会 開催報告

2025/5/10|扶桑苑

「私らしく暮らせるまち 扶桑町の福祉が描く未来」

2025年4月19日(土)、扶桑町中央公民館にて「福祉・介護・障がい 2025年 地域連携実践発表会」を開催いたしました。町内の社会福祉法人や企業、行政が一体となり、「私らしく暮らせるまち 扶桑町の福祉が描く未来」をテーマに、多くの地域住民の皆様にご参加いただきました。

開催の背景・目的

扶桑町は急速な高齢化と多様化する福祉ニーズに直面する中、新たな地域福祉のあり方を模索しています。複雑化する課題に対応するため、地域全体での包括的な支援体制の構築が不可欠となっています。

本発表会では、扶桑町と社会福祉協議会を中心に、町内の福祉・介護・障がい支援に関わる団体が力を結集し、一人ひとりの状態やニーズに寄り添いながら、自己決定と自己選択を尊重した支援の実現を目指しています。

実践発表

当日は「みんなで創ろう 心かよう まちづくり ~共に支え合い、育て合う、私たちの未来~」をテーマに、①地域の活性化 ②人材確保・育成 ③福祉・介護・障がいのイメージアップに焦点を当てた発表が行われました。

発表内容

・「あたりまえの暮らしを続けること」

株式会社安芳 介護付有料老人ホーム永遠の郷

生活支援員 関谷 梢氏

・「みんなで備え、みんなで守る」~介護・障がい福祉施設を活かした、新時代の地域防災~

社会福祉法人高坂福祉会 特別養護老人ホーム扶桑苑

介護主任 舩坂 強氏、サブリーダー 浦津 美里氏

・「自分らしくはたらく 社会とつながるために」~店舗型事業所の強み~

社会福祉法人ふそう福祉会 べーかりーたんぽぽ

職業指導員 金高 直子氏

・愛知県立古知野高等学校 福祉科の生徒による発表

・「地域に住み続ける場所として…」

社会福祉法人悠 特別養護老人ホーム結いの郷

生活支援員 白藤 悦子氏、生活支援員 佐藤 駿弥氏

・「地域共生社会の実現に向けた、福祉教育の展開」

社会福祉法人扶桑町社会福祉協議会 事務局

主事・生活支援コーディネーター 下川 綾乃氏、主事 丸山 知寿氏

 

パネルディスカッション

名古屋柳城短期大学 教授 大崎千秋氏を座長に迎え、扶桑町総務部長 武富勝史氏、愛知県立古知野高等学校 福祉科 教諭 飯田和也氏、WELL合同会社 代表 吉田真一郎氏、介護経営総合研究所 代表 五十嵐太郎氏をパネリストとして、扶桑町の福祉の未来についての活発な議論が交わされました。

 

展示・体験会

発表会の前後と休憩時間には、「みんなで体験!福祉機器展示会」と題して、最新の福祉機器の展示や体験コーナーを設けました。

移乗ロボット「サポートロボット ハグ」(リコージャパン)

介護ソフト「ほのぼの」(NDソフトウェア株式会社)

SNSの効果的な投稿説明(アライブ株式会社)

パン・お菓子販売(社会福祉法人ふそう福祉会)

福祉ネイル体験(日本保健福祉ネイリスト協会)

福祉体験(古知野高校×扶桑町社会福祉協議会)

参加者の皆様は、実際に福祉機器に触れたり、障がい者施設で作られたパンを購入したりと、様々な体験を通して福祉への理解を深めることができました。

 

成果と今後に向けて

今回の発表会を通じて、扶桑町の福祉・介護・障がい支援の現状と課題、そして未来像を地域の皆様と共有することができました。高齢者がイキイキと活動し、障がいのある方も自分らしく暮らせる、活気に満ちた共生社会の実現に向けて、一歩を踏み出すことができたと感じています。

今後も地域全体での包括的な支援体制の確立を目指し、個人の自己決定と選択を尊重した支援の実現、地域住民同士の支え合いの精神の醸成に取り組んでまいります。

『ウィークリーにわぐん』で放送されます!2025年5月10日~ 1週間

 

謝辞

本発表会の開催にあたり、ご協力いただいた扶桑町、各福祉施設・団体の皆様、そしてご来場いただいた地域の皆様に心より感謝申し上げます。皆様のご支援とご参加により、実り多い発表会となりました。

主催・共催

主催:

社会福祉法人ふそう福祉会

社会福祉法人悠 結いの郷

株式会社安芳 永遠の郷

社会福祉法人高坂福祉会 扶桑苑

社会福祉法人扶桑町社会福祉協議会

共催:

扶桑町 長寿介護課・福祉課

今後とも、扶桑町の福祉・介護・障がい支援の発展にご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。