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地域合同防災訓練実施報告(シェイクアウト訓練他)

2025/5/26|扶桑苑

地域合同防災訓練実施報告(シェイクアウト訓練他)

訓練概要

2025年5月22日(木)10:30~11:30に実施されたシェイクアウト訓練に、「特別養護老人ホーム・第二」も初めて参加していただきました。この訓練は「まず低く、頭を守り、動かない」という地震発生時の基本的な安全確保行動を身につけるための防災訓練です。

地域連携の諸団体

(福)扶桑町社会福祉協議会、(福)悠 結いの郷、株式会社安芳 永遠の郷、(福)ふそう福祉会、(福)高坂福祉会 扶桑苑

※今回、初めて「特別養護老人ホームぬく森・第二」参加されました

実施内容

1.シェイクアウト訓練(10:30~10:32)

全職員・利用者様が参加し、防災無線による地震発生の合図と共に「まず低く、頭を守り、動かない」の姿勢をとりました。日本シェイクアウト提唱会議の訓練用音源に合わせ、約2分間の安全確保行動を実践しました(※日本シェイクアウト提唱会議の訓練用音源 引用)。

2.地域連携連絡網訓練

地域内の各施設と連携し、緊急時の連絡体制を確認する訓練も併せて実施しました。実際の災害時における情報共有の重要性を再確認することができました。

3.炊き出し訓練(10:32~11:00)

災害時の食料確保を想定した炊き出し訓練を実施しました。限られた資源での調理方法や配給の流れを確認し、実践的な経験を積むことができました。

 

4.振り返り(11:00~11:30)

訓練終了後には、全参加者による振り返りを行いました。「身体機能に制限のある利用者様への対応」「避難経路の確保」など、様々な気づきや改善点が共有されました。

学びと今後の取り組み

今回の訓練を通じて、以下の点を再確認することができました

  1. 地震発生時の基本行動「まず低く、頭を守り、動かない」の重要性
  2. 高齢者施設における迅速かつ安全な避難誘導の必要性
  3. 地域施設間の連携による「共助」の大切さ

当施設では、今回の訓練で得られた気づきを今後の防災計画に反映し、より実効性の高い防災体制の構築に努めてまいります。また、定期的な訓練を継続し、職員一人ひとりの防災意識と対応力の向上を図ってまいります。

謝辞

今回の訓練実施にあたり、地域連携の諸団体の皆様には多大なるご協力をいただきました。心より御礼申し上げます。引き続き地域全体での防災力向上に取り組んでまいりますので、今後ともご支援ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

 ※地震大国日本では、いつどこで大地震が発生してもおかしくありません。「自分の命は自分で守る」という自助の意識と、「お互いに助け合う」という共助の意識を育むため、当施設でも今後も積極的に防災訓練に取り組んでまいります。