【実施報告】褥瘡ケア・意見交換 & 多職種カンファレンスを開催しました
【実施報告】多職種連携で守るお肌の健康。褥瘡ケア・カンファレンスを開催しました
~「専門知」をつなぎ、より質の高いケアを届けるために~
3月4日(水)、当施設の食堂にて「褥瘡ケア・多職種カンファレンス&交流会」を開催いたしました。
看護・介護・リハビリ・栄養の各専門職が一堂に会し、約2時間にわたり、利用者様の健やかな生活を守るための学びを深めました。
■ 開催の目的:一人ひとりの「小さな気づき」を大きな力に

日々の生活を支える中で、皮膚のトラブル(褥瘡)の予防と改善は、私たちが最も注力している課題の一つです。
今回の研修で大切にしたのは、**「職種の垣根を越えた視点の共有」**です。
「看護師が処置で気をつけていること」「介護職が日々感じる肌のわずかな変化」「リハビリ職による体圧分散の工夫」「栄養士が考える傷の治癒力」。
それぞれの専門職が持つ「プロの視点」を重ね合わせることで、一人のスタッフでは気づけなかった多角的なケアが可能になります。
スタッフが気負わず、かつ真剣に意見を交わし合える場を設けることで、施設全体のケアの質を底上げし、利用者様に「安心」をお届けすることを目指しました。
■ 当日のプログラム
【第1部】多職種ミニリレー講義:現場で活きる「専門の知恵」

4つの職種が、すぐに実践できる具体的な技術を発表しました。
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看護: お肌のバリア機能を守るための、最新の洗浄・保湿ケア
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介護: 摩擦を最小限に抑え、心地よさを追求したポジショニング
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栄養: 皮膚組織の再生を助ける、高タンパク・高エネルギー栄養の重要性
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リハビリ: 車椅子やベッド上での「ズレ」を根本から防ぐフィッティング
【第2部】高木先生と語ろう!多職種アクション会議

外部講師の高木先生をお招きし、実際の現場での悩みをテーマにグループ討議を行いました。
「どうすればもっと早く治せるか」「今のケアに改善点はないか」と本音で語り合い、明日から実践する具体的なアクションプランを共有しました。
■ 参加スタッフの声(一部)

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「他職種のこだわりを知り、連携の重要性を再認識した。明日からの観察の目が変わりそう」
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「多角的なアプローチを知ることで、今まで難しいと感じていたケアにも前向きなヒントが見つかった」
■ おわりに

褥瘡ケアは、誰か一人が頑張るのではなく、チーム全員の「手」と「目」を合わせることが不可欠です。
今回の試みを通じて、職種を越えて「同じ利用者様のために、最高のケアを追求する」という一体感がより強まりました。
当施設では今後も、最新の知識を取り入れ、チーム一丸となって利用者様の健やかで心地よい毎日を支えてまいります。
総合福祉施設扶桑苑 研修部
