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第15回オールジャパンケアコンテスト 食事分野A部門 最優秀賞受賞!
2025/10/6|扶桑苑
第15回オールジャパンケアコンテスト 食事分野A部門 最優秀賞受賞!
感動と感謝、そしてこれからへ
2025年10月4日(土)、東京ビッグサイト西3ホールで開催された「第15回オールジャパンケアコンテスト」に、当施設より2名の職員が参加いたしました。
全国から集まった介護のプロフェッショナルたちが、日頃培ってきた知識と技術を披露するこの舞台で、食事分野A部門において最優秀賞を受賞するという、大変名誉ある結果を収めることができました。
オールジャパンケアコンテストとは
オールジャパンケアコンテスト(AJCC)は、介護に携わる人たちが生きがいを感じ、知識や技術の向上を目指す、日本で唯一のコンテストです。2010年の第1回大会開催以降、参加選手総数は1,400名以上となり、介護現場で働く方々の研鑽と相互理解の場として発展してきました。
このコンテストの特徴は、単に競い合うことではなく、参加者の自己研鑽や相互理解を深めることを目的としている点です。実技終了後には各分野の専門家からアドバイスを受けられ、技術力向上の貴重な機会となっています。
当日の実技
参加者は「認知症」「看取り」「口腔ケア」「入浴」「食事」「排泄」「外国人介護職員」の7分野に分かれ、約10分間の持ち時間で実技を披露します。高齢者役を相手に、日頃の介護技術を発揮し、各分野の専門家による採点が行われます。
当施設の職員は食事分野において、利用者様お一人お一人に寄り添った丁寧なケアを実演。日々の実践で大切にしている「その方らしい食事の時間」を表現することができました。
大崎先生への深い感謝
今回の受賞は、名古屋柳城短期大学教授の大崎千秋先生からいただいた、丁寧なご指導があってこその結果です。
大崎先生には、コンテストに向けた準備段階から、食事介助の本質、利用者様の尊厳を守るケアのあり方について、専門的な視点から多くのご助言をいただきました。先生のご指導により、技術面だけでなく、「なぜそのケアが必要なのか」という根本的な理解を深めることができました。心より感謝申上げます。
参加者の声
「全国の介護職の皆さんと出会い、それぞれの想いや工夫を知ることができました。最優秀賞という評価をいただけたことは大変光栄ですが、何より、日々のケアを見つめ直し、これからの介護について深く考える機会となりました。」
「緊張しましたが、利用者様のために何ができるかを考え続けてきた日々の積み重ねを、形にすることができたと思います。この経験を施設に持ち帰り、チーム全体でさらなる質の向上を目指していきます。」
これからに向けて
今回の受賞は、参加した2名だけの成果ではありません。日頃から利用者様に寄り添い、チームでケアの質を高めてきた職員全員の努力の結晶です。
この経験を通じて学んだことを、施設全体で共有し、さらなるケアの質の向上につなげてまいります。また、介護の素晴らしさを多くの方に伝え、介護職の社会的地位向上にも貢献できるよう、これからも研鑽を重ねてまいります。
利用者様お一人お一人が、その方らしく、笑顔で過ごしていただける毎日のために。私たちは、これからも学び続け、成長し続けます。
今後とも、温かいご支援とご指導を賜りますよう、お願い申し上げます。